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犯罪関係・総合


・在日外国人の検挙・送致状況

1 来日外国人とは、我が国にいる外国人のうち、いわゆる定着居住者(永住権を有する者等)、在日米軍関
係者及び在留資格不明の者以外の者をいう。

2 刑法犯については検挙の件数・人員、特別法犯については送致の件数・人員を示す。また、刑法犯の検挙
件数には解決事件を含まない。

3 送致件数とは、特別法犯において警察で事件を送致・送付した数をいい、他機関(入国管理局等)へ引き
継いだ件数及び被疑者死亡事件の送致件数は含まない。

詳しい表を見たい方は、警視庁サイト
外国人・来日外国人犯罪の検挙・送致状況(国籍別)」を
参照のこと。
国籍 総数 刑法犯 特別法犯
  件数 人員 件数 人員 件数 人員
中国 5,302 2,993 3,208 1,250 2,094 1,743
韓国・朝鮮 777 573 408 253 369 320
フィリピン 336 224 117 44 219 180
イラン 426 238 35 19 391 219
タイ 126 123 9 14 117 109
マレーシア 168 98 68 16 100 82
ミャンマー 112 111 15 13 97 98
ベトナム 71 30 63 21 8 9
             
アメリカ 155 72 125 51 30 21


上の表は、在日外国人の検挙・送致状況を警視庁が表にまとめたものだ。
これを見ると中国人の犯罪がいかに多いかがよく分かる。

傾向的に、朝鮮人(特に韓国人)は日本政府に対して謝罪、賠償を求めたり、
日本人以上の権利を求めたりなど、政治的な行動が多いが、中国人は強盗殺人、空き巣など、
実質的な犯罪に走ることが多いようだ。

  平成13年中に犯罪で検挙された外国人は、1万4千人を超えて史上最高を示し、10年で2倍となった。
  なかでも中国人は最も多い44%を占め、強盗などの凶悪犯罪も急増。偽造・変造旅券などの不法入国者、
  船舶による集団不法入国者のなかでも、中国人が最も多い。

  (デイリー自民・平成14年 6月12日号から

  今年上半期の来日外国人犯罪のうち、中国人による事件 が5割に上った。  
  来日中国人の検挙件数が年間1万2千件を越えのは平成 11年。
  この頃は首都圏を中心に金品強奪が主だった。
  密航斡旋グループ、蛇頭によって不法入国した中国人に よるもので、同胞の情報を
  元に日本で成功を収めた同胞の 会社経営者を狙っていた。
  翌12年には「ピッキング」という特殊工具を使った 侵入盗が首都圏を中心に多発した。
  それが昨年後半からは強盗事件が再発、その範囲も地方 に広がりを見せているという。

  (國民新聞・平成13年10月号から

それでは、他にも見てみることにしよう。

来日外国人凶悪犯加害加害形態別検挙人員
  H8 H9 H10 H11 H12 H13 H13上 H14上
合 計 件数 162 187 228 267 242 308 137 162
人員 212 213 251 347 318 403 165 183
殺 人 件数 53 69 52 41 44 45 19 16
人員 73 83 62 50 54 59 20 19
強 盗 件数 84 87 130 195 164 219 104 130
人員 114 103 160 278 236 309 131 151
放 火 件数 7 14 3 12 6 10 4 4
人員 7 11 3 1 6 11 4 2
強 姦 件数 18 17 43 19 28 34 10 12
人員 18 16 26 18 22 24 10 11

第1 統計からみる来日外国人犯罪の特徴から

平成八年と平成十四年上半期を見比べてみると、どれだけ増えているかが判る。
また、こんな記事もある。

  昨年の入管難民法違反事件で強制退去を受けた外国人は4万1935人(前年比2.9%増)で、
  8割近くが不法就労で摘発されていたことが23日、法務省入国管理局の公表資料で分かった。

  昨年の不法就労者は3万2364人(前年比3.4%減)で、出身地でみると、アジア諸国を中心に
  104カ国(地域)に及んでいる。強制退去を受けた外国人を国籍別でみると、トップが韓国で9656人。
  以下、中国(香港を除く)9287人、フィリピン4997人、タイ3172人、ブラジル1432人の順。

  不法就労者が働いていた場所は東京都(1万962人)が最も多く、
  関東1都6県で不法就労者全体の約7割を占めた。

  (ZAKZAK 2003/05/23から

8割近くは不法就労目的だが、では残りの2割は何を目的としていたのだろうか。

・密漁

(注)排他的経済水域には、
特定海域に係る漁業等の
禁止海域及び新日韓漁業協定発効前
の漁業専管水域を含む。

詳しい表や解説をご覧になりたい方は
海上保安庁サイト
平成14年の海上犯罪取締り状況
参照のこと。
  10年 11年 12年 13年 14年
中国 領海 3 4 11 0 0
排他的経済水域 0 0 3 6 0
合計 3 4 14 6 0
韓国 領海 7 3 0 0 0
排他的経済水域 3 17 9 7 8
合計 10 20 9 7 8
ロシア 領海 0 0 0 0 2
排他的経済水域 0 0 0 0 2
合計 0 0 0 0 2
台湾 領海 2 4 3 2 2
排他的経済水域 0 0 1 1 0
合計 2 4 4 3 2
その他 領海 2 0 0 0 0
排他的経済水域 0 0 0 0 0
合計 2 0 0 0 0
合計 領海 14 11 14 2 4
排他的経済水域 3 17 13 14 10
合計 17 28 27 16 14


上記の表を見てもらいたい。韓国の密漁が群を抜いて多い。
ロシアがここまで少ないのには正直、驚いた。

ご存知のとおり、密漁は犯罪である。
普通なら問答無用で撃沈されても文句は言えない。
・・・というか犯罪以前の問題であると思うのだが・・・。

  (韓国漁船)
  韓国漁船は,底びき網漁船,いか釣り漁船等がほぼ全国の海域において操業しているが、
  不法操業は九州西岸沖合から東北沖にいたる日本海周辺海域でみられ、中でも対馬周辺の
  水域において特に多く発生しており,8年には外国人漁業の規制に関する法律違反等で14隻を検挙している。

  (平成9年版海上保安庁白書 第1章から

北朝鮮の不審船などの問題もあるが…。

・何故日本は外国人犯罪が多いのか

箇条書きしていくと、こうだ。

1.危機感が低い
2.防犯対策がなっていない
3.外国と比べて、刑が軽い
4.警官が暴力をふるわないため、舐められている
5.刑務所の待遇が異常に良い

先日、このような記事がwebニュースサイトに載った。

  「日本の刑務所、中国生活より楽」=外国人被疑者、刑罰恐れず−警察白書

  警察庁は26日公表した警察白書に、急増する外国人犯罪の被疑者の声を掲載した。
  「日本の刑務所はきれい。テレビも見られ、中国での生活より楽」
  「刑が軽く、初犯なら執行猶予」など、日本の刑罰を恐れていない声が目立ち、
  同庁はこうした意識が経済格差とともに犯罪急増の背景とみている。
  白書によると、昨年の外国人犯罪は検挙件数が前年比25.2%増の3万4746件、
  検挙人員は同10.6%増の1万6212人で、いずれも過去最高。検挙人員のうち、中国人が4割を占めた。

  (Yahoo!ニュース 社会・9月26日号から

その他、警察に捕まった外国人の供述として、このような記事も出ている。

  「日本の警察は絶対に殴らない。運悪く捕まっても
   否認していれば強制退去されるだけで済む」(中国人)

  「日本人はすりに対する防衛意識が希薄」
  「万一逮捕された場合も日本は刑が軽く、初犯であれば執行猶予で出られる」(韓国人)

  「『日本は泥棒で簡単にお金を稼ぐことができる』と聞いていたので来日した」(コロンビア人)

  警察に捕まった外国人が話した内容だ。日本を標的にした外国人犯罪の
  実態を浮かび上がらせることを狙ったという。

  02年中の刑法犯の発生件数は約285万件だった。
  摘発(逮捕、書類送検)された来日外国人は1万6212人(前年比11%増)、
  件数は3万4746件(同25%増)で、いずれも過去最悪だった。
  93年と比べると、それぞれ1.3倍、1.8倍に増えた。

  (asahi.com 社会・9月26日号から

刑務所の待遇が異常に良いという点にも注目したい。
刑務所は犯罪者を懲らしめ、更正させる目的のために作られた施設なはずだ。

その刑務所が今や、単なる犯罪者用のホテルとなってしまっている。
病院よりも待遇が良いという話しもあるが、いったいどうなっているのだろうか。

・・・そもそも、被害者の人権を蔑ろにした犯罪者の人権など、
守る方がおかしいということ
に日本は気付いていないのだろうか。

・総括

外国人犯罪者のことを話していると、「でも結局日本人の犯罪が一番多いだろう。
外国人に対して悪いイメージを植え付けるな」と言ってくる人もいるが、それは当たり前だ。
外国人の犯罪が国民の犯罪を上回るようになると、それこそ異常である。
しかし、外国人の犯罪が激増しているのは事実であり、凶悪化しているのもまた事実である。


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