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日本国内・教育問題2


・GHQの功績

  「GHQの民間情報教育局(CIE)の”ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム”は
  ”戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画”であった。
  ”太平洋戦争史”はまず新聞を通じて開始された。その前書きは以下の通り。

    日本の軍国主義が国民に対して犯した罪は枚挙に遑が無いほどであるが、
    そのうち幾分かは既に公表されているものの、その多くは、未だ白日の下に曝されておらず、
    時のたつに従って次々に動かすことの出来ぬ明瞭な資料によって発表されて行くことになろう。
    これらの戦争犯罪の主なものは軍国主義者の権力濫用、国民の自由剥奪、捕虜及び非戦闘員に対する
    国際慣習を無視した政府並びに軍部の非道なる取扱い等であるが、これらのうち何といっても彼らの
    非道なる行為の中で最も重大な結果をもたらしたものは”真実の隠蔽”であろう。

    (中略)

    今や日本国民は今次戦争の完全なる歴史を知ることは絶対に必要である。
    日本国民はこれによって如何に敗れたか、又何故に軍国主義によってかかる悲惨な
    目に遭わねばならぬかを理解することが出来よう。これによってのみ日本国民は
    軍国主義的行為に反抗し国際平和社会の一員としての国家を再建するための
    知識と気力とを持ちえるのである。かかる観点から米軍司令部当局は日本及び日本国民を
    今日の運命に導いた事件を取扱った特別記事を提供するものである。

  その後従来の”国史の教科書”の使用を禁じて、新たな教材として
  この”太平洋戦争史”を使用することを強制した」。

  (誰が教育を滅ぼしたかから

これが「日本自虐教育史」の始まりと思って良いかもしれない。
そしてこのプログラムは大成功を収めることになる。

  (6)GHQの政策により、「国旗」の自由掲揚は禁止されていたが・・・

  昭和二十四年一月一日マッカーサーは、
  「国旗の無制限掲揚許可に関する総司令部覚え書き」によって、日本国民は自由に
  「日の丸」を掲げられるようになりました。しかし国民の反応は、このようなものでした。

    ・・マッカーサーは、これからは「平和の象徴」として「日の丸」が「日本国民の一人
    ひとりをふるい立たせる輝く導きの光としてひるがえらんことを心から念願」したが、
    日本国民はいっこうに「日の丸」を掲げようとしなかった・・・・昭和二十五年二月の
    朝日新聞の全国世論調査によれば、国旗を持っている人は七三%いるが、その中で祝祭
    日に「日の丸」を掲げる人は三〇%にすぎず、国旗を掲げない理由として、「国旗を出
    すと世間から軍国主義者のように思われるから出さない」「誰も国旗を出せといってこ
    ないし、出さなくとも誰からも文句がこないから」(『検証戦後教育』)

  この頃から、今の国旗嫌いの現状が始まったのです。見事な大成果です。

  (GHQの政策により、「国旗」の自由掲揚は禁止されていたが・・・から

ちなみに、この「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」については、
こちらのサイトに詳しいので一読されることをお奨めする。 > WGIP広報局

  「実際には”日米の国家間の対立が先の戦争の原因”であるにも拘らず、
  ”日本の軍国主義者と国民との対立の図式”によって戦争の原因を分析している。
  ”反日日本人”はこんな簡単な”アメリカのごまかし”に今でも気付かないのだ」

  「軍国主義者と国民の対立という”架空の図式”を導入することによって、
  国民に対する罪を犯したのも、現在及び将来の日本の苦難と窮乏も、
  ”全て軍国主義者の責任”であって”米国には何らの責任もない”という論理を展開した訳だ」

  「大都市の”無差別爆撃”も、”広島・長崎への原爆投下”も軍国主義者が悪かったから
  起こったのであって、”アメリカは少しも悪いところがない”と言いたいのである。
  まともな書物を読めば今ではこんな理屈に騙される訳が無いのだけれど、
  ”反日日本人はアメリカに完全に騙されているのに気付かない”。もう馬鹿としか言いようが無い」

  (誰が教育を滅ぼしたかから

要するに元はアメリカによるプロパガンダであったというわけだ。
そしてそれが、時代が流れるにつれ、共産主義賛美になっていった。
そういう連中が、「世界平和」などと言って日本やアメリカを叩いているのだ。

  そもそも世界史という教科は、戦後GHQによる日本占領政策の一環として
  国史の学習時間を減じるために取らせた措置がその根幹となっており、
  世界中のどのハイスクールにも世界史なる教科はない
  (大学においては、西洋史、東洋史の講座はあるが)。

  その世界史が必修で、国史たる教科が必修ではないとは、何と嘆かわしいことであろう。
  しかし、その嘆かわしい現実をはっきり認識できていない、現場の日本史教師がいることは
  実に危険なことであると私は思う。

  私の職場の国語教師に、「国語科」とはいうが「日本語科」といわないのは何故かと質問したところ、
  単に日本の言語だけではなく文学や日本人の精神文化など心の教育も含めているので「日本語」とは
  いわずに「国語」というのである、との答が返ってきた。
  ならば、「日本史」とは、単に日本の歴史のみを学習する教科で、
  そこには日本人の信仰や宗教などの精神文化を含めた日本文化の総合学習としての
  要素は無いのであろうか。歴史教育とは、それでよいのであろうか。それは違う、断じて違うのである。

  (歴史教育を考えるから

GHQから日教組へ、自虐教育は流れていく。

  昭和20年(1945)、終戦

  GHQは日本人から愛国心を剥奪し、日本を弱小国とするべく様々な政策を実施する。
  修身、歴史教育、国旗掲揚の禁止等がそれである。この背景には、大国アメリカに対抗した
  日本への憎悪、恐怖、蔑視があった。さらに民主主義を広めるために政治活動を奨励する。
  マルクス主義者の羽仁五郎が全日本教員組合を結成し、「いかなる真理であっても強制はいけない」と
  いう理由で、教育勅語を廃止に持ちこむ。
  強制、管理、抑圧を否定する戦後教育イデオロギーはここから始まる。
  日本における革命を煽動したコミンテルンの狙いは、
  ソ連を守るために日本国内で騒乱を起こして日本を弱体化することにあった。
  戦後教育とはまさにアメリカ(GHQ)とソ連(コミンテルン)の謀略であったといえる。
  (民主教師が国旗国歌を執拗に反対するのも、
   米ソの日本に対する憎悪をそのまま受け継いでいるからである)

  昭和20年代(1945〜1955)

  日教組が全国の学校を支配下に置き、勤評闘争やストに明け暮れた時代。
  この影響をもろに受けたのが、団塊の世代である。階級闘争イデオロギーを注入された団塊の世代が、
  高校紛争や大学紛争、あるいは70年代の反体制文化の担い手となったのは当然の帰結である。
  団塊世代の発想は、反権力、反体制、平等主義、自主性尊重というまさに戦後の日教組思想そのものであり、
  結果として、秩序の崩壊、モラルの低下、家庭崩壊、コギャル発生と、次々と悪しき要素を生み出している。
  団塊世代は今、マスコミや各種団体の中枢におり、戦後思想を組織的に敷衍している。
  「ゆとり教育」「フェミニズム」「セクハラ問題」「少年法擁護」「夫婦別姓」等、数え上げたらきりがない。
  これらは一見正当に見えるがゆえに、背後にある
  危険なイデオロギーに気づくことなく、世間に浸透しているのだ。

  (戦後教育暗黒史から

・自虐教育によって生産されてきた「戦士」たち

ところで、今話題になっている自衛隊イラク派遣について。
いろんなところで反対デモなどをやっているが、これを見てほしい。

これは2003年12月の、クリスマス・自衛隊派遣反対デモの様子なのだが、
右側のプラカードに注目してもらいたい。
「北朝鮮に核兵器を持つ権利を!」とハッキリと書かれている。
さらに少し左側のほうのプラカードにも、「中国人戦争被害」などと書かれている。
もはやなんのデモかも分からない状態である。

これが日本の自虐教育に育まれてきた、進歩的文化人の姿である。
まぁ、こんなものはよっぽど酷い例だと思いたいが…。

そして、その「自虐戦士達」の被害者は、すぐ近くにいる。
巨大掲示板群「2ちゃんねる」での書き込みだが、これを見てもらいたい。

  516 名前:HB 投稿日:04/02/20 02:36 ID:+jN5gcVL
  私は昔日本の軍隊が酷いことをしたからこれは素直に申し訳ないなと思います。
  だからお話も真剣に聞いていました。
  お話が終わって、信じられないことを私たちは要求されました。
  司会をしていた男性が「このおばあさんに手をついて謝りましょう」と言ったのです。
  うーん、確かに私たちは日本人だけどなんで手をついてまで謝らなくちゃいけないんだろう、と
  疑問に思っていたら先生方が「じゃあ、みんな正座して頭を下げて申し訳ありませんと言いましょう」
  と言いだし、先生が「申し訳ありません」とまず頭を下げました。
  突然のことにみんな少し唖然としていると、「ほらっ、はやくやらんかー!」と先生の怒鳴り声!
  私のクラスのちょっと悪い男の子達が「なんで土下座しなきゃなんねーんだよ!」と口答えすると
  一番体格のいい教師が強引にそのこと達を座らせました。

  (2chねらーのメモ・かの国 修学旅行=謝罪旅行から

「ネット上での書き込みなんか信用できない」と言う方もいるだろう。
しかし、頭ごなしに否定する前に、こちらも併せて読んでいただきたい。

  【ソウル5日=黒田勝弘】
  卒業式の「日の丸・君が代」問題を苦に校長が自殺した広島県立世羅高校が毎年、
  生徒を修学旅行で韓国に送り、ソウル市内にある独立運動記念公園で謝罪文を
  朗読するなど“謝罪行事”をしていたことが明らかになった。

  五日付の韓国日報が社会面トップ記事で伝えたもので、記事には、生徒たちが市民の前でひざを折り、
  頭を垂れている写真が添えられ、案内を担当した年配の韓国人通訳の
  「生徒たちのまじめな表情に感動した」という感想も紹介されている。

  (Sankei-itimen 韓国に「謝罪修学旅行」 広島・世羅高校から

貴方に息子、あるいは娘がいたとしよう。
その子が、修学旅行の時に言われのない謝罪をさせられていたらどうだろうか。

それを、なんの疑問もなく生徒に押し付け、そして強制謝罪をさせてしまう学校が、日本には存在する。
下記の総括に教育勅語の話しがあるが、強制を最も嫌うはずの教師達が、
謝罪を「強制的」にさせるのである。

これが、今の日本の教育界である。
こんな教師や学校に、貴方は自分の子供を任せたいと思うのか?


・総括

前のページでも言ったことだが、教育とは「教え育むこと」である。
「教育的に一番良いやり方はこれだ!」と結論付けることは不可能だろう。
教え方や育て方は人それぞれだからだ。

だが、思想主観を押しつけるような教育はすべきではないと断言できる。
そんなのは教育ではない、洗脳である。

よく、「悪名高い教育勅語」という文章が書かれている本やサイトがある。
教育勅語とはなんなのかを見てみると、こうである。

  天皇ご自身がお考えになるに、天照大神以来の天皇の御始祖たちが
  我が日本を建国するに際し、その規模は広大で、いつまでもその基盤が
  揺らぐことのないようにされ、さらに、御先祖たちは身を慎み、国民を大切にして、
  後の徳政のお手本を示された。天皇の臣民である日本国民は、いつの時代も忠孝を尽くし、
  国民が心を一つにしてその美徳を発揮してきたこと、これこそが国体の最も優れた点であり、
  教育の大もともここに根ざしていかなければならない。

  お前たち臣民は、父母に孝行し、兄弟は仲良く、夫婦も仲睦まじく、友人とは信頼しあい、
  礼儀を守り、自らは身を慎み、人々には博愛の心で親切にし、学業に励み、仕事を身につけ、
  さらに知識をひろめ才能を磨き、人格を高め、進んで公共の利益の増進を図り、
  社会のためになる仕事をし、いつも憲法を大事にし、法律を守り、ひとたび国家の一大事となれば、
  正義にかなった勇気を奮い起こし、国家・公共のために身を捧げることで、天地と共に窮まりない、
  天皇を戴く日本国の国運が栄えることを助けなければならない。これは、単に天皇の
  忠良な臣民としての行動だけでなく、御先祖の残した美風を継承することでもある。

  この教えに従うことは、まさしく我が天皇の御始祖たちが残されたおさとしで、
  皇室の子孫も臣民も共に守るべきものであり、昔から今に至る何時の時代に
  実践しても間違いなく、我が国で実践しても外国で実践しても道理に反しない。
  自分は、臣民と共に、このことを自分自身によく言い聞かせ、
  その教えを守り、臣君一体となってその徳をより高めたいと願い望む。

  明治二十三年十月三十日

  御名御璽

  (教育勅語の訳文から

つまり…

  1. 親に孝養をつくしましょう
  2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう
  3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
  4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
  5. 自分の言動をつつしみましょう
  6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
  7. 勉学に励み職業を身につけましょう
  8. 知識を養い才能を伸ばしましょう
  9. 人格の向上につとめましょう
  10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
  11.法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
  12.正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう

  (教育勅語から

古き良き時代の日本であり、世界に礼賛されていたころの日本人の精神である。
なぜこれが「悪名高く」なるのかが分からない。
「強制だったから悪いことだ」と考える人々に聞きたい。
こんな基本的とも言えることを強制されて、何か不都合でもあるのか、と。

これを無くしたがために、現状の日本はご覧の通りである。
今からこの教育勅語を復活し、強制せよとは言わない。
だが、道徳の時間でじっくり教えることは出来るし、また、必要なのではないだろうか。

なぜ、売国者たちがこの教育勅語を毛嫌いするかが、理解できたのではないだろうか。
連中は、今の日本人たちに誇りを持ってもらっては都合が悪いのである。
愚民教育を施し、腑抜けにしておかないと自分の思い通りには動かないと考えているのだ。
思想は自由である。だが、安易な売国行為は、それを商売としている連中の
手の平で踊らされているだけに過ぎないことに、早く気付いたほうが良い
のではないだろうか。

私の今回の感想はとくにない。が、最後にこの記事を引用して終ろうと思う。
ありがとうございました。

  また現代においても教育勅語を高く評価し、学校の教育理念としている人がいる。
  意外にもその人は台湾人で、東方工商専科学校を創立した許国雄氏である。
  氏はことのほか日本文化を大切にし、「新世紀綜合大楼」というビルの十階に日本間をつくった。
  床の間には、伊勢神宮の神棚と「天照皇大神」の掛軸があり、
  その向かいの壁に「教育勅語」が掲げられている。

  氏曰く「ここに掲げているのは、日本語の教育勅語ですが、他に漢文、英語、
  フランス語、ドイツ語の教育勅語もあります。日本には教育勅語がないから、夫婦相和さず、
  離婚率が高いのです。朋友が信じないから「いじめ」が絶えないのです。
  「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉」ずる精神が失われたから「陸軍記念日」も祝われず、
  国会で謝罪決議さえ行うのです。台湾には、大和魂があるから、選挙の時に
  中共(中華人民共和国)から台湾沖にミサイルを三発撃ち込まれても、ビクともしませんでした。
  能登半島沖に北朝鮮からノドン一号が打ち込まれましたが、日本の反応はいかがでしたか」。

  日本でも三重県の私立皇學館高校が教育勅語を教育綱領としている。

  (教育勅語に対する評価から


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